少女マテリアル(鳴子ハナハル)読了 [全一巻コミックス・感想]
少女マテリアル (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
- 作者: 鳴子ハナハル
- 出版社/メーカー: ワニマガジン社
- 発売日: 2008/07/01
- メディア: コミック
※成年向けコミックス
かねてから「鳴子ハナハルはすごい」という風聞だけは拾っていたのですが、このたび本領であるところの成年向け作品集が出るということで、かみちゅを差し置いて初鳴子ハナハル体験。
しかし本当にカラーの美しいひとだな。
艶がなんとも言えずおいしそう。
とか言いつつ背景や小道具の確かな質感の方に目を奪われたりしているわけですが。
カラーのメイキング見てみたいなあ。
短編漫画10作品を収録。
長くても前後編。
この前後編のオチの気持ち悪さが非常に好きだった。
これ以外はこじんまりとしつつよくまとまっていて面白い作品が多かった。
でもこのひとの絵柄は前後編であるところの「蔵」のような作品がよく似合う。
こう、昭和のかおりがするというか。
そういう意味でこのひとがかみちゅのコミカライズってのは当然の結果なのか。
「明日の私にヨロシク」と「岬まで」が好きでした。
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