センネン画報(今日マチ子)読了 [感想・その他]
この不思議な魅力をなんと表現しよう。
とりあえず触れてみたならいいと思う。
今日マチ子のセンネン画報
webで連載している1ページ漫画の書籍化です。
この流れる空気とか風とか水とか微妙なさじ加減のエロティシズムとか胸をつく仕草だとか、そんなものがいっぱいに詰まった作品。
単行本はblogから作品をチョイスしているようです。
傑作選とのこと。
惜しむらくは大半がモノクロになってしまっていることかと。
でもモノクロでもその魅力は失われないと思います。
でもカラーだったらもっと素敵だった。
そちらはblogの方で補完するとして、こちらの書籍はすぐ手にとれるところに「センネン画報」をとどめておきたいとかそんな感じで。
書き下ろしの長編「海から36km」もすごくいい。
一番好きなのは「帰り際」。
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最初にこの作品を知ったのは、コミックスの発売予定表ででした。
仕事柄、果たしてこれはどんなものなのかと検索をかけたのが最初。
そしてあまりに素敵な世界に、私情を挟んで大量発注。
みんなこの魅力にやられるといい。
そんなことを考える書店員。
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