あわいの森(前田とも)読了 [感想・コミックス]
あわいの森 (シルフコミックス―つくろい屋シリーズ (S-10-1))
- 作者: 前田 とも
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/01
- メディア: コミック
「つくろい屋」というシリーズの1巻目。
ほわっとかわいらしい絵柄で、しんみりした感じのお話でありながら微笑ましくもあり、とてもよいものでした。
なんといってもククルのかわいさが!
この笑顔に癒される。
そんなククルに素直になれなくて照れるレムもかわいらしい。
「虹の花」と「ないまぜの街」が好きでした。
前者はそのギミックだけで胸がいっぱいになって手放しで大喜びしてしまうので大変恐縮なのですが、(類似例デモ○ベイ○お嬢さんルート)とにかくもう大好きでした。
後者のレムとコライユのやりとりがとにかくかわいらしかった。
内容自体はせつないものがあるというのに、オチも含めてほのぼのした。
続きも楽しみです。
その前に遡って他の作品も読んでみようかな。
花帰葬2巻(幸田真希)読了 [感想・コミックス]
花帰葬コミカライズ最終巻。
表紙が素晴らしい。
この思い切りのよさは賞賛にあたいすると思います。
1巻と並べると、花帰葬を端的にとてもよく表していると思いました。
ストーリーは、原作のゲームをベースにとてもよくまとめてありました。
その上で前世版の玄冬vs救世主という夢の対決を形にしてくれて感謝感謝。
本編の語りと、プラスディスク版の花帰葬(歌曲)のムービーにあったぐらいだものな。
そしてまさにムービーのあの構図!
あれ、もしかしてPS2版にあった?
未プレイなのでたとえあったとしてもこちらが初見になるので素直に嬉しかった。
白梟なんかは原作版より報われていたというか寝覚めがよくなっていたというか。
どことなく優しい終わり方になっていた気がします。
そっと文官が出ていたのが嬉しかった。
失恋ショコラティエ1巻(水城せとな)読了 [感想・コミックス]
失恋ショコラティエ 1 (1) (フラワーコミックスアルファ)
- 作者: 水城 せとな
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/01/09
- メディア: コミック
大好きなあのひとがチョコレート大好きだから製菓を勉強して、でも彼女に失恋しちゃって、そんな流れでショコラティエ(チョコレート職人)になったという小動爽太。
彼を魅了してやまないサエコさんがとにかくひどい。
すごいひどい女。
でも全然めげない爽太がなんていうか……もうここまでいくと病んでるというか。
爽太が階段をひとつひとつ上がっていく様が非常にどきどきする。
水城せとなさんの絵が非常に綺麗で、出てくるチョコレートも美味しそうで素敵。
まだ連載中で、これがどこに着地するのか予想もつかないのだけど、ドラマになったら面白そうだなあ。
今出ている最新の凜花に1巻の続きからそのまま読める4話が掲載。
凜花の中では異色な感じがするけどこれが一番面白いな。
うん、それにしても美味しいチョコレートが食べたくなった。
バレンタイン売り場はいつから設置ですか?
この時期は普段食べられないチョコレートが買えるからとてもいい。
僕はキスで嘘をつく2巻(藤間麗)読了 [感想・コミックス]
えっ、終わりっ!?
……まあ、長く続くネタではなかったが、ちょっと惜しいな。
全開の鬼畜フラグからは予想もできない可愛らしい大団円でした。
藤間さんのキャラは、やや思いこみがあれだったりするけども基本的に可愛らしいんだよなあ。
なんといっても鬼畜フラグだったはずの御子柴がやたら可愛らしい。
というか御子柴と篠田の間に妙なフラグがたっている気がするのは元腐の習性か。
あと今回の帯が好き。
1巻のはなんというか、品がない感じがしたもんで。
2巻のこれはやっぱりなんというか、可愛らしい感じがしていい。
巻末に次回連載のラフ画を収録。
次回の、ってのが珍しいな。
ファンタジー! ひらひらドレス! マント! 獣耳!
そんな感じで次回も大変たのしみです。
鋼の錬金術師21巻(荒川弘)読了 [感想・コミックス]
帯コメントに「連載が終わりそう」とか「最終章」とか書いてあって寂しい気分。
しかし中は熱かった!
ウィンリィとエドの再会から始まり、暗躍するグラマン中将、vsプライド戦におけるあのひとの戦線復帰、マスタング組の再起動。
クライマックスに向けて盛り上がることといったら。
なんつっても今回は久しぶりにマスタング大佐にときめいた。
ああそうそう、このひと格好いいんだった。
マダムとのやりとりがなんだかものすごくツボに入って読むたびにキュン、となる。
次は4月。
ちょうどアニメの放映開始と同じぐらいか。
待ち遠しい。
涼宮ハルヒちゃんの憂鬱2巻(ぷよ)読了 [感想・コミックス]
涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 (2) (角川コミックス・エース 203-2)
- 作者: 谷川 流
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: コミック
もうタイトルは「長門さんとあちゃくらさん」に変更してもいいんじゃないかな。
てなぐらいあちゃくらさんが可愛らしい涼宮ハルヒちゃんの憂鬱第2巻発売です。
あちゃくらさんも可愛いけど、森さんも絶好調。
森さんがたくさん見られるのでハルヒちゃんは大好きです。
ところでハルヒちゃんにおけるお色気担当はもはやみくるちゃんじゃなくて古泉じゃないかと思われるのだが如何か。
……しかしこれどうやってアニメにするんだ。
COPPERS1巻(オノ・ナツメ)読了 [感想・コミックス]
オノ・ナツメ最新作はニューヨーク市警(NYPD)51分署を舞台にした群像劇。
物語は51分署の副署長が所長代理となった日から。
変わったジンクスをもつ所長代理の元、巡査や刑事たち、それからお隣のESU、ジャーナリスト、デリの店員、それぞれにスポットをあてた短編連作。
職務に対する真摯さと日常の陽気さが入り交じったこの雰囲気がとてもオノ・ナツメ調。
このデリがとても美味しそうでぜひとも行ってみたい。
ただ登場人物の日常を追っているだけでなく、核になると思われる謎があるので、これが後々どうなるのか大変楽しみ。
ヴァルとキースは前作Danza収録「パートナー」より。
そしてキースとビクターは同人誌「i've a rich understanding of my finest defenses」より。
この同人誌、伝説とうたわれてはいるものの、まだ手に入ります。
今はコミティア通販ぐらいかな。
前はとらやアニメイトでも取り扱ってるの見たけど。
もしかしたらコミティアと提携(?)しているジュンク堂池袋店のコミックコーナーにもまだあるかも。
↑の情報を探すのに公式ページへ行ったら「Danza PLUS COPPERS」というドラマCDが出たとのこと。
これはまったくのノーチェックだった。
最近こういう方面には手を出してなかったものな。
キースが平田広明でヴァルが石田彰とのこと。
石田彰のヴァルが想像つかないのだけど、このふたりの掛け合いなら面白そうだ。
ハイガクラ1巻(高山しのぶ)読了 [感想・コミックス]
ハイガクラ 1 (1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: 高山 しのぶ
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/11/25
- メディア: コミック
「あまつき」の高山しのぶさんの新作は中華風ファンタジー。
内容の説明はちょっと難しいので省きます。
しかし中華ファンタジーや西王母や八仙なんて単語に反応してしまったら買い。
いわゆる中国のその辺をベースにしていますが、そこに「歌士」というオリジナル要素がはいって俄然面白くなってくる。
傍若無人な一葉をはじめキャラも皆様濃ゆくてたいへんよろしい。
そしてわかりやすいストーリー。
世界観は込み入っている上に登場人物も多いので飲み込むのはちょっと大変かもしれませんが、目的がはっきりしているのでとてもわかりやすい。
1巻は世界観の説明を中心に導入部から物語が本格的に動き始めたところでいい具合に引き。
どうやらあとがきによるとアジア諸国をふらふらする話になるらしいので、そうすると割と長編の予定なんでしょうか。
手探り状態の「あまつき」と比べるとこちらはだいぶストレートなのでおすすめしやすい作品ですね。
出たてなので、高山しのぶ作品の入り口としておすすめしたい。
その次が2巻完結のミスモニかな。
ただハイガクラは掲載誌のWARDが隔月なので、単行本の発行ペースはゆっくりめだけどもね。
さて、最後にこれだけ叫んでおきたい。
白豪に抱きついてその毛並みに顔を埋めたいっ!!!
あと幼女にも美女にもなれる花果ちゃんがおすすめ。
MR.MORNING 1巻 (1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: 高山 しのぶ
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2007/05/25
- メディア: コミック
共鳴せよ!私立轟高校図書委員会3巻(D・キッサン)読了 [感想・コミックス]
共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 3 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: D.キッサン
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/10/25
- メディア: コミック
タイトルにもあるけども、これは共鳴せざるをえない。
図書委員会のひとびとのお話です。
あとその周囲の濃いひとびとのお話です。
周囲のひとびとは主に駄目な大人たちです(笑
図書委員会経験がなくとも、本好きならば「あるある」とうなずくこと請け合い。
特に3巻18ページの「気をつけよう」は気持ちがわかりすぎて変な笑いが出てくる(笑
本好きだけじゃなくてゲーム好き的なネタも所々入ってます。
ゆるーい文系ギャグ。
お約束ですが、カバーだけでなく帯も外して楽しみましょう。
あと、時々眼鏡onの青木君にこっそりときめきます。
常時かけっぱなしでもいいのだけど、on・offがなんとも言えず……!
そして黒田さんは……いたたまれなくなる。
共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 1 (1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: D.キッサン
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2006/10/25
- メディア: コミック
共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 2 (2) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: D.キッサン
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2007/10/25
- メディア: コミック
堀さんと宮村くん1巻(HERO)読了 [感想・コミックス]
甘酸っぱい青春、あります。
なんかこう、テンションのアップダウンとかひとを好きとかなんとか、甘酸っぱさがたまらない。
うだうだしたりぐだぐだしたりするのを眺めてにやにやするのは、その時代を通り越したオトナの特権ですねー。
いろいろ屈折した宮村少年がお気に入りです。
最初の頃ってこんなだったんだよなあ。
それにしても絵が変わったなあ。
WEBコミックからの書籍化。
サイト連載の方は全140話で一段落。
そのうち今回は10話を収録。
ということは……全14巻になる……?
いや、手元に置いておきたいからぜひともやってほしいけども。
HP:読解アヘン